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2012年3月21日 (水)

岸野監督解任に思う

 調子に乗ってこっちでも更新。複数ブログ持ってるとこういう時にはいいね。

 さて、開幕から3試合で早くもJ2・横浜FCの岸野靖之監督が解任された(→公式)。HPをチェックしたら後任には山口素弘氏が就くことになったのにはもっと驚いた(→公式)。前身のフリューゲルスからのOBではあるが、正直断ると思っていたので。昨日の試合もコーチが臨時に率いたとはいえヴェルディ相手にスコアレスドローで岡山と並んでJ2最下位。

 Jリーグ、特にJ2を見てきたサポからすれば10人いたら9人は「クビ切るのが遅すぎ!」と反応するだろう。かくいうオレもこの意見に賛成だ。もっとも、一歩間違えればコンサがこうなっていたとしても決しておかしくないのであまり偉そうな口は叩けないんだが・・・。状況としては去年の石崎コンサで言えば室蘭の試合後のそれに近い。チームは崩壊寸前でいつ監督解任の声が大きくなってもおかしくなく(実際オフィシャルは荒れたし、オレもあの時はキレた)先が見えないという絶望に近い空気が蔓延していた。「石崎が辞めるまでは試合など観に行かねぇ!」って声もあったし、サポも決して一枚岩とは言い難い空気であったことだろう。石崎監督もあの試合の後は屈辱をグッと胸に秘めていたと昇格後の取材で吐露していたし。

 それでもコンサが“甦る”ことができたのは誰もが我慢していたからじゃないかと。

 監督交代と言ってもそんなカネはないという半ば諦め混じりの気持ちもあっただろうし、せっかく2年辛抱して積み上げてきたスタイルを簡単に捨て去っていいのかというのもあっただろう。ホイホイ監督を代えればうまく行くというものでもない、むしろリスクが大きすぎると考えたサポもいたと思う。フロントがどう考えていたかというのはなかなか見えてこないんだけど、あくまで個人的な推測では簡単には代えない、少なくとも途中解任はしないという方針ではなかったかとは思う。
 サポの心境はともあれ、フロントの補強はかなり頑張っていた。山下を完全で獲得し、キャプテンシーのある河合も獲れた。純平もレンタルから完全移籍に移行とDFライン総取っ替えの中で打てる手は打った。外国人は失敗したけど、それでもチアゴとアンドレジーニョにはさっさと見切りをつけてジオゴを獲ったことを考えると、クラブとしての経験値が増していたからマンガでも滅多にないようなドラマティックなJ1昇格が果たせたんだと思う。13位に終わった10年シーズン終了時には監督交代の声もけっこうあったし交代しても別に問題はない状況であったが、よく踏みとどまれたなあとは思う。もちろん、結果を出した監督と選手の頑張りがあったからこそだし、そこで運を引き寄せることができたからだけどcoldsweats01

 去年、横浜FCは18位という失意のシーズンに終わった。しかも、岸野監督がGMも兼任するというリアルサカつくな体制下に於いてとあっては言い訳無用でお引き取り願うのが自然な格好だろう。かつての古巣・鳥栖からごっそり引き抜きを行って鳥栖との試合は因縁マッチとなったが、それまでJ2オリジナル10で唯一J1昇格がなかった鳥栖が悲願のJ1昇格とあっては流石にサポだって堪忍袋の緒が切れるというもの。もっとも、鳥栖もそれまでは上がれそうで上がれないシーズンを続けながら韓国ルートを開拓し、的確なレンタル補強でJ1昇格を果たしたのだからクラブの力は選手の能力だけではないと改めて思わされる。コンサだって11年シーズンのメンツで昇格できると思った人はごく少数だろうしね。

 監督の要望とフロントの意向はしばしば対立する。それはサッカークラブに限らないし、プロスポーツクラブならどんなところでもあること。監督が大きく影響力を持つところもあればフロント主導でチーム作りをするところもある。主導権争いでチームがガタつくこともあるけど、お互いにチェック機能を果たしている一面があるとも言える。監督とGMを両方とも兼務するってのはよほどのバランス感覚を持った人か、ものすごく有能な人でもない限り結果を出し続けるのは不可能で、兼務そのものが失敗への道だったとも言えそう。チェック機能が働かないと軌道修正のしようがないし。
 チーム編成の主導権は取り戻したけど、監督の後任探しまでには時間もお金もなかったということだろうか?そう感じさせるほどに今の横浜FCは傷んでいて、後遺症に苛まれているように見える。あまりにも岸野スタイルにカスタマイズされすぎていて、立て直すには今年のシーズンを全て費やしてしまうかも知れない。失うものがないといえば聞こえはいいが、JFL降格もありうる現在のJ2ではそう呑気なことも言ってはいられない。だからこそ岸野監督をクビにしたとも言えそうだ。開幕1試合で高木琢也氏(現・ロアッソ熊本監督)にスイッチしてJ1昇格を果たした経験が横浜FCにはあるが、そこまで楽観的な見方をする人は流石にいないはず。対戦相手もアブラっこい相手が続くし。

 繰り返すが、コンサだって安穏とはしていられない。フロントが補強を頑張ったとはいっても内実はほとんど三上強化部長個人の能力によるところが大きいし、現状勝ち点1というのは危険水域と思った方がいい。ナビ杯もサブ組がレギュラーを突き上げるまでには至らなかった。オレとしては途中解任は余程のことがない限りはしてはならないと思っているが、去年の福岡のように結果が出ない時に決断ができるかどうか、思い切った手を打てるかは未知数(それでも今シーズンは基本的には石崎監督に任せるべきというのがオレの考えではある)。
 J1では飛び抜けてカネのないコンサだからサポが覚悟を決めて支えられるか?というのが大きく影響すると思うが、Jでも随一の我慢強さを持つサポだからそこんとこはあんまり心配してなかったりする。つーか、そもそも高望みをしたくてもできないんだから仕方ない。その意味ではガンバのセホーン監督はかなり危ないぞ。公式戦で引き分けすらない負け続きではヘタすると今週末にも・・・。まあ、こうしたお金持ちが迷走してくれないとこちとら貧乏所帯は生き残れないんだからガンバに限らず神戸も桜もどんどん迷走していただきたいcoldsweats01

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2012年3月15日 (木)

U23代表、ロンドン行き決定!

 久しぶりにこっちで更新。

 引き分け以上でロンドン行きが決まるU23代表。とはいえ、勝ってスッキリ決めたいもの。前半は押し気味ながら0-0に終わったけど、そこで焦らずに後半2ゴール。2点目が入った段階でバーレーン側は“折れた”感じ。

 それにしても2ゴールとも流れる攻撃で美しいゴールだったよなあ。左サイドを抉ってマイナスのボールに走り込んできたボランチの扇原がノートラップで左足と見せかけて右足一閃。2点目は原口が裏へ抜け出して大津が相手CB2人を引き連れて潰れ役となってドフリーの清武が左隅へ。こういうゴールシーンをコンサでも見たいもんだよ。

 本番では18人に絞られるんだけど、昨日の内容からしたらボランチは扇原と山口蛍のセレッソコンビで決まりじゃなかろうか。扇原はパス出し役、山口はカバーリングとバランスが取れていたし連係も問題ない。ウチのミヤザーが割り込む余地などありそうにないぞ。古田はフル代表の清武じゃ相手が悪すぎるし。2人とも某有名ブログじゃレコメンされてたんだが・・・。

 古田はともかく、ミヤザーはスタメン確保するところから始めにゃならん。ミヤザー=稀勢の里説を唱えるオレとしてはミヤザーが歯痒くてならんのだよ。ただでさえ奈良に注目が集まっていて、このままではいらねーとかいわれてしまうぞ。頑張れミヤザー!

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2012年1月26日 (木)

ジュニーニョが来た!

>オフィシャルがサーバ障害に遭っているので、しばらくこっちに避難します。

○ジオゴ 選手 徳島ヴォルティスに加入のお知らせ
○コンサドーレ札幌 キリノ 選手 大邱FC(大韓民国)より復帰のお知らせ
○松尾 直人選手との契約解除のお知らせ

○ジュニーニョ選手(ブラジル) コンサドーレ札幌へ期限付移籍のお知らせ

 ジオゴが徳島へ行きキリノが復帰でFWが入れ替わり、松尾が退団でジュニーニョが入ってこれも入れ替わり。ジオゴはJ1では厳しいという判断かな。キリノは1年目は19ゴールを挙げたが2年目はケガに泣かされた。1トップでデンと張るタイプではないのでウッチーあたりとの争いになると予想する。「なんだかなあ・・・」っていうイメージを払拭すべくキリノには復活を遂げてもらいたい。松尾は家庭の事情で退団を申し出たということだからきっときれいに別れたのだろう。無念だったろうがこれはもう仕方ない。それにしても徳島は元札幌所属という選手が地味に増えてきたような・・・gawk

 ジュニーニョはグアムには間に合わないらしいから熊本で合流か。言葉の問題で不安はあるがCBは一番層が薄かっただけにジュニーニョには期待がかかる。これで一番意識するのは櫛引だろうなあ。世代別代表がレギュラー獲れるかどうか怪しいってCBだけムダに競争のレベルが高い気がするがcoldsweats01

 既にグアムキャンプは始まっていて、練習試合は設けずフィジカルを徹底的に鍛える方針とのこと。練習試合をやらないってのは「なぜ?」という気もするが新戦力の見極めと1年間戦える体力を付けることを優先したのかな。紅白戦で十分ということか・・・。

 しばらくは書くことがなさそうですな。

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2011年11月 1日 (火)

33節感想・河合無双の陰で・・・

>大分戦、やっぱドームは使えないんだろうなあ・・・

 熊本戦は正に河合無双。レイ・ルイスかブライアン・アーラッカーかと思わせるDFラインの前のフィルターっぷりは流石(←わかりにくい喩えなのでアイシールド21の進清十郎と思ってくださいな)。こういう要の選手がいるかいないかがいかに大事かというのを改めて思わされる。
 ハードワーカーのミドルシュートといえば生で観たダニルソンの弾丸シュートを思い起こさせるが、三浦コンサでの芳賀のミドルシュートにも匹敵する。願わくは宮澤に早いとこあんなふうに覚醒してもらいたい。シュートをお膳立てした宮澤の落としは巧いなあと思わされたが、それだけではやっぱり物足りないんだよねぇ。

 奈良はもう2種登録の選手と思ってはいけない。普通にプレーできているのは河合のキャプテンシー抜きにしても本人の資質がなければあそこまでできないよ。お願いですから間違いなくトップ昇格してください。MOMは当然河合だが、準MOM級の活躍を見せたのは純平か。熊本の裏抜けを巧く体を寄せて防ぐなど派手さはない代わりに確実に防ぐ。運動量が落ちないし、後半はほとんど純平が起点となっていたのでは?有休リーチ(しかも2試合!)なのが怖いなあ・・・。

 ホスンも後半のピンチを防いだのは大きい。あれを決められると決まりそうで決められないっていう試合になったのでは。先に点を獲れば・・・というのはお互いあっただろうし、心理的に微妙に影響したと思う。岩沼→ヤスの3点目は2人ともお見事。ただ、熊本もだいぶバテてきていたから割り引いてみるべきってのはちょっと厳しすぎかな?最近スーパーサブの位置を純貴ではなくヤスが占めているのはちと寂しいけど、これも試練。

 あとは・・・ジオゴかなあ。途中交代がどういう意図なのかがイマイチわからんが、ボールが収まらないからという判断なのかな?・・・と思ってJ's GOALのレポートを読むと、なるほど攻守のバランスを考えたのね。後半特に感じたんだけど、(主にサイドの)スペースに出せている時はいい攻撃ができているように思う。FWを囮にして少ないタッチでつなぎながら穴を探す、スペースを作るっていうんだったら2トップよりも1トップの方が利点が多い気はする。まあ、ジオゴがいなくなってもそんなに攻撃のリズムが悪くなった感じはしなかったし、トップの人数はあんまり関係ないかなとは思うけど。チームの戦い方としては固まりつつあると思うんだけどジオゴならではの+αが欲しいなっていうのは贅沢?

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2011年10月28日 (金)

7節感想・その名は奈良竜樹

>これで札幌はあと10年は戦える・・・

 いきなり小ネタから入って申し訳ない。でも、それだけ奈良が素晴らしい出来だった。普通に柿谷を抑えていたんだから。プレミアで奈良無双するだけのことはあるわ。ワントラップでミドルシュートまで持っていく柿谷はやっぱ怖ぇよ。徳島からしてみれば「2種の選手にそんな隠し球持ってるなんてヒキョーだっ!」と半分涙目だったんじゃなかろうか。札幌の#37は化け物か!・・・って小ネタはもういいか。

 厚別での試合とは対照的に両チームとも勝ち点3のみを目指してがっぷり四つに組み合ったが、勝利を呼び込んだのは気持ち。正確には勝ちたい気持ちが高い集中力を持続させたということだと思う。石崎監督は必ずといっていいほどミスが多いと言う。徳島戦ではコンサはミスが失点に繋がらず、徳島はミスが失点に繋がった。

 前半12分のセットプレイからのカウンターはセカンドボールを拾おうとして選手がカブったミスから。それでも、最後の最後でシュートを頭に当てて防いだ。佐藤に抜け出された時も純平が体を入れて防いだ。津田と山下の1対1も山下の粘り勝ち。前半終了間際の2本のピンチは流石に肝を冷やしたが・・・。
 逆に徳島はエリゼウがヘディングでボールを後ろに逸らしてしまい失点に繋がった。2点目も直接的にはGK榎本が弾き損ねた格好だが、#16の斉藤がウッチーの速さを見誤って裏抜けさせてしまったのも間接的な失点の原因になっていると思う。つか、なぜ厚別でファインセーブを見せたオ・スンフンを使わなかったんだろう?あと、島田使わないんだったらウチに下さい(←ねーよ)。

 MOMは順当に行けばウッチーだろうが、奈良にも準MOMをあげたいなあ。体格がそう見せるのか風格があるし、頭の良さ、判断力の速さがある。71分の場面でも自分のポジションを捨てて奪いに行くのは勇気がいるが、大森さんが言っていたように迷わずに行けるところに非凡さがある。前半に左足でクリアしたのが相手ボールになったのはご愛嬌。安易に外に出さなかったってことで・・・。

 あと、ジオゴが意外と器用。前線でキープするタスクを最も巧くこなせるのがジオゴなので1トップを張る格好だが、前を向いた時に持ちすぎないのでジオゴが相手CBを引きつけつつも前を向ける状況を多く作り出すことができると相手も守りにくくなるのでは。空中戦でちっとも勝てなかったのは問題だが、あまりにも強すぎると戦術オーロイみたいな依存症になることも考えられるので、今のところは1+3で地上戦を磨くことが活路を見いだせるようにも思う。

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2011年10月25日 (火)

32節感想・動けているようで動けていない

>ウッチー、それは決めにゃいかんよ!

 ・・・ってのが3本くらいあったかな。正直な感想としては思ったよりはやれていたかな、と。でも、動けているようで動けていないというのも同時に思った。あえて個人名を出すと一番気になったのは日高。鳥取の美尾は良かったなあ。美尾に限らず、前半からミドルシュートを打たれすぎなのがダメダメっぽく感じた理由かも。

 逆に思ったよりやれたと思ったのはシュートの数こそそんなに多くないものの、もうちょい!っていうシュートだったこと。ダイジェストだからというのを抜きにしても宮澤のシュートはホント惜しかった。やっぱ、宮澤がいいところにいるかどうかってのは石崎コンサのバロメーターなんじゃなかろうか。宮澤自身の調子ってのもあるが、宮澤がいい位置を取れる試合運びができるかどうかっていうのはひとつの目安になる。宮澤が復帰してから勝ててないといっても、宮澤が戦犯というのは違うと思う。

 宮澤が守備に奔走しているようだとどうしても攻撃の厚みを欠く感じ。真ん中がジオゴだけではあまり脅威にならないような・・・。ジオゴはひとりでできるもんなFWじゃないしね。ウッチーが基本的には好調を維持しているようなのでその点では救い。鳥取戦での古田は悪くなかったと思うけど、ファーストチョイスにはしにくい感じ。左サイドは砂さまだったりヤスだったりが起点になっているけど、右がなあ・・・。

 ちなみに、1トップか2トップかってのはほとんど関係ない(だからジオゴにボールを出すこと自体が悪というのも違う)。前半の終わり頃の河合→ジオゴ→砂川とポンポンとワンタッチでつないでウッチーを裏に走らせて・・・というのはちゃんとした攻撃になっていたので。これが決まっていたらかなり楽な試合展開になったんだが、このあたりは言わずともわかっていることだろう。

 さて、櫛引と岩沼がいなくなる徳島戦はどのように挑むのか。宮澤が目立ってほしいなあ・・・。

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2011年10月22日 (土)

雑誌や本を読むことに

>しっかし、おぢさんのブログってホント、ルー大柴みたいだよなぁ。
 ものっすごいアクが強いのになんか怖いモノ見たさでつい読んでしまう。中身はともかくとしてcoldsweats02

 ま、それはさておき、このブログはアフターインプレッションのコピペだけってのも能がないというか、オフィシャルは昇格に向けてみんなで応援しようぜ!っていう空気を大事にしたいので、サッカーネタで気になったことを増刊号っぽく書くという本来の目的で更新w。オフィシャルもあんまり更新しすぎるとアクセス稼ぎになりかねんし。

 たまにはサッカーの勉強でもしようと本を読んだりしている。昨日は病院の順番待ちに杉山茂樹の「ザックJAPAN 三つの選択」をほんの少しだけ読んだ。すぐに診察になってしまったのでw。行間が広いのでさらっと読めそう。基本、戦術厨なので今日は帰りがけにコンビニでワールドサッカーダイジェスト(以下WSD)を買ってきた。アタッキング・フットボール最前線なんてデカデカと見出し書かれたんじゃ立ち読みで済ませるワケにゃいかんでしょう。

 WSDを買い始めたのはごく最近。月2回発行だけど毎号は買わない。戦術厨の琴線に響く時だけ買う。安くもないしw。10.6号ではメガ11クラブのシステム仕分けっていうのがあって、中盤をダイヤモンド型にしたシステムは4-4-2ではなく4-3-1-2と明確に区別している。真ん中を使うシステムっていう認識なんだね。3バックを採用しているのはインテルのみ。バルサも採用し始めているようだけど、あそこは変態揃い(能力の高さ的な意味で)だから比較対象にゃならん。

 石崎コンサは4-2-3-1が基本型だけど、WSDでは弱点としてウイングの位置取りが高めになるためサイドの守りが手薄になりがちとあった。ってことは、近藤がSHでスタミナが保たないのは守備のカバーで負担がかかっているからだろうか?長所としては中盤の人口密度が高く主導権を握りやすい、とある(ボールポゼッションに関しては4-3-3で長所としている)。劣勢の時に3-5-2とするのが多いのも前掛かりにしつつも中盤を厚くするのを重視するってことかな?

 まあ、何にせよシステムには一長一短があるし、最近じゃユベントスが4-2-4なんていう4-4-2の発展型に挑んでもいる。トレンドってのはあるけど必勝法ってのはないんだよなぁ。最新型があっという間に研究されてしまう一方で、古典、古くさいと思われていたものが見直され再評価されるというのは将棋の定跡にも通ずるものがあるが。

 それでも、バルサの変幻自在さには呆れるしかないけど。
 8-0で勝利とかリーガでリアルサカつくやっちゃうんだからなぁ・・・。

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2011年10月21日 (金)

6節感想・河合不在も確かに痛かったが・・・

 前半20分くらいまでは完全にコンサのペース。コンサは若いチームと言われるが京都にもそんな面はあった。立ち上がりの20分だけでなく試合全体を通じてバタバタしたところはけっこうあったように思う。つまんないミスも目立ったし。決める時に決めていなければ・・・という典型的な試合。ただ、少なくとも攻撃面では河合不在を感じさせないものだったのは収穫かな。でも、古田がどうもドツボに陥っているような気がしてならん。他に選手がいればとも思うが、守備との兼ね合いなのかな。

 河合不在を感じさせたのは2点目。河合がいればあそこまでボールをキープさせてはいなかったと思う。我慢できるところ、我慢しなくてはならないところでの失点が痛かった。0-1で終わるのと0-2で終わるのとでは後半の戦い方が俄然変わってくる。そこんところはこっちがいちいち言わんでもわかっているはずなんだが・・・。今まで我慢できていたのが河合個人によるものだとしたならこの後の戦いはかなり心配である。

 河合不在、というのはほぼそのまま中盤での“潰し屋”の不在を意味するように思う。芳賀が長期離脱中で、かつ河合もいないとなると中盤で体を張って守備ができそうなのが岩沼しか残っていない。純平ではなく、岩沼をボランチ起用したのはそんな意図があったのではと愚考する。
 日高をなぜか本来の右SBではなく左SBで起用していることもなおさらそうした起用につながったのではないだろうか。純平を右SBで起用するのは何か理由があるはずなんだが、あるとすればちゃんとボールを運べるからくらいしか思いつかないけど・・・。

 京都戦は結果的には監督の我慢が裏目に出た。0-2であれば後半すぐから選手交代でも良かったように思うのだが・・・。石崎監督はわりと選手交代をギリギリまで我慢して残り15分くらいで一気にカードを切る傾向が強いが監督の思惑や如何に?まあ、気がつけば札幌にやられてたっていう試合を京都にやられたって感じかな。

 
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2011年10月17日 (月)

31節感想・主審が主役では・・・

>あのレフェリーは阿部四郎かっ!

 前半の“疑惑のシーン”はPKをとるほどじゃなく、“お返し”の間接FKもあの状況ではあり得ない。速度制限のキップ切りみたいな「ルールはルールだから・・・」っていう杓子定規な笛だった。ダイジェストを見る限りでも前半はとにかく落ち着かない試合展開。選手の側も何とか落ち着かせようとしていたんだけど、主審がピッピピッピと笛吹くもんだから、イライラが溜まって河合がイエローもらう始末。あの場面も普通に流していい状況だったし、河合としても「この程度で笛吹かれたんじゃやってられないよ!」という心境だったんだろう。

 さて、指揮官の心理として、前半のような悪い意味で“軽い”試合展開や落ち着かない状況下で考えるのは冷静になることであり自分たちのペースを取り戻すことと思う。「選手交代が遅いのでは?」という意見もけっこう目にするが、精神的にも戦術的にもスパッと切り替える意味では後半開始時からすぐに動く選択肢もあったことと思う。

 では、ヴェルディ戦では後半開始時から3バックに変えて勝つことができたのに
 鳥栖戦では動かなかったのはなぜか?

 ヴェルディ戦はこちらが完全に押されていたので、サイドは制圧されても真ん中で押し返そうという明確な目的を持たせるために後半開始時から動いたのに対し、鳥栖は無理して攻める必要がなくなってある程度こちらがボールを持てる戦いができたので、最初の失点はある意味忘れて後半の足が止まるところで勝負をかけようと読んだのではあるまいか(相手が持たせているのもわかっていたこととは思うが)。攻撃はサイドに起点をつくって、そこから斜めのクサビを使って仕掛けようという攻撃の意図で岩沼→ウッチーのような決定機を作れていたわけで・・・。

 ところが、ジオゴが2枚目のイエローで退場となってしまい目算が狂ってしまった。2枚目のイエローは仕方ないかもしれんが、最初のイエローは注意で止めておいても良かったんじゃ。沸点低すぎるぞ。この状況で一番やっちゃいけないのは0-2にしてしまうことで、もう一度ゲームを落ち着かせる必要に迫られた。残り15分の勝負を懸けたい時間帯で1人少なくなってしまったので石崎監督はつらかったと思う。それでも、大作戦をやるんなら先に岡山を早めに投入すべきだったとは思うんだが・・・。

 「同じ負けなら0-1でも0-4でも同じじゃい!」とは単純に言えないというか、指揮官の立場としては過密日程も控えているし、いろんな意味で見切りどころのつけにくい悩ましい試合だったとは思う。でも、選手も監督も戦う気持ちを切らしていないし、櫛引も失点の引き金になったロングスローを与えたことをしっかり反省できているようだし、こういうこともあるさととらえて引きずらないことが大切。

 ひとつになって戦い、ひとつひとつ勝ちを積み重ねていく。今できることはこれだけ。

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2011年10月 4日 (火)

30節感想・昇格争いをする空気は作れた

>国立のアウェイ席、何人くらい入ってたんだ?

 ざっと見た感想としては前半はどこで奪いに行くのかが見えず、中途半端な対応に終始したためにやられ放題という感じ。純平の裏が特にやられていたみたいだけど、向こうも研究してきたかな?横浜側も巧く縦のボールを入れてきて捕まえにくそうな感じもした。高地出場停止でカイオが入ったのが功を奏したか。それでも時折見せた櫛引のインターセプトはお見事。
 前半15分のシュートはホスンが超反応で文字通り“神セーブ”。去年の高原もそうだけど、札幌GK陣はこういうシュートはことごとく弾くよなあ、うん。当てる方が難しいっていうバー直撃のシュートは今年のコンサの13番目の選手の面目躍如ってのはちとイヤミか。前半2本のシュートはいずれももうちょいって感じ。でも、純平はほぼフリーだったから決めてほしかった・・・。

 後半のジオゴのヘディングは水戸戦の再現かと思われたがゴールならず。砂さまキレてるなあ。そして先制ゴールはジオゴとウッチーの“共同作業”。ジオゴがタメてタメてウッチーにスルーパス。ウッチーのアウトサイドでのゴールは決して易しくないゴール。前半の惜しい場面もウッチーがキレていたし、ジオゴがポスト役だとウッチーが最もゴールの可能性が高そう。近藤とウッチーもなかなかの連携だし、砂さまがキレキレだと古田の居場所は自然となくなってしまうわけで・・・。

 フランサはJ2ではやはり別格。クライトンは剛の意味で反則だったが、フランサは柔の意味で反則。3人がかりでもかわされるって・・・。そういう意味ではジオゴは懐は深いけどクライトンみたいに「ガツガツ当たられてもへっちゃらだい!」ってタイプではないので、周りのサポートが必須となるから却って“依存症”にならずに済むとも言える。失点シーンは櫛引がさっくり抜かれてのゴール。J2ならたまたまで済んだり、シュートが枠を外れるケースも多いけどJ1ではこのやらかしは致命的。要反省。

 それにしても、上原のヘディングは打点がおっそろしく高いなあ。あの軌道でヘディングゴール決められるのはJ1でもそうはいないんじゃないか?セットプレイでの力業でゴールをこじ開けた、土俵際の左手一本の上手投げでゴリ押し勝ち。これで先制点を挙げた試合は13戦全勝(!)。某著名ブログによると山形も全勝だったけど磐田に引き分けたのでJ唯一の超先行逃げ切りチーム。こんなところに逃げ馬体質が現れていようとはcoldsweats02。キレイな勝ち方ができているとはお世辞にも言えないのに・・・。でも、この説明の付かない感じは昇格するチームに必ずある空気だと思う。

 ・・・とここまで書いてJ's GOALを読むと、ノブリン怒ってるなあ。許せないとまでコメントしちゃうのは相当だぞ?気持ちが大事というのは就任当初から言い続けていたことだけど、選手たちのコメントからも試合はほとんど相手ペースで内容としては負け試合。アウェイでの試合の入り方というのもあるが、ノブリンが言うところの

 どういう相手でもしっかり守るところと、ボールに対するプレッシャーを掛けるところと、
 自分たちで流れを感じながらやっていくようにならないと。
 システムを変えないと機能しないのでは、いつまでたっても困る

 という点に集約されるのかな。ヴェルディ戦では後半からのシステム変更で勝つことができたが、それではこの先(J1昇格となれば尚更)苦しくなる。まだ10試合も残っているし、相手もアブラっこいし。でもまあ、プレー中に選手たちだけで修正するというよりレベルの高い課題が現れたと前向きに捉えたい。J1昇格、そしてJ1に居続けるためには避けて通れない道でもあるのだから。

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